アワーミュージック
実は初めて観たんです、ゴダール作品
「ちょっと難しかったなぁ」が観た最初の感想。。。
あとから、じわじわと良さが出てくる作品だったかな〜。
もう少し作品に踏み込むためには、再度観るべきだな
(あたしは)。
サラエヴォの出来事、内戦・紛争、イスラエル問題……
この映画に流れるテーマについて、乏しい知識しか持ち合わせていなかったのが「難しい」と感じた一因かと思います。
「地獄」「煉獄」「天国」
(←ダンテ「神曲」からとったのかな?やっぱり)の3部構成になっていて、
最初の「地獄」編10分は痛々しかったです。。。戦争シーンのモンタージュがずぅ〜っと流れていてね…
「人は夢中になって人を殺していった」「それでいて人が生き残っているのが不思議なくらいだ」
「地獄」編にはそんなナレーションもあって、たった10分かそこらだったけど、人の醜悪さってのを今さら痛感。。。
その後の「煉獄」「天国」編で少なからず救われるから良いけれどね。
鑑賞中に、「平和すぎる国に生まれたんだなぁ、あたしは」と安心できたような、不安なような変な感覚に囚われたりしました。
なんか久しぶりに考えさせられる映画を観た!って感じです。
時間があったら、再度観よう。